10%割引クーポンを握りしめて、この店に行ったんだ。
それは現ワイフとの初デートの夜だった。
コースを頼んで少し飲んだが、緊張のあまり(?)食が進まず
出てきた料理を完食できずに店を後にした記憶がある。
甘酸っぱい思い出だ。
それから何年経っただろう。
2人の子宝にも恵まれ、すっかり倦怠期を迎えた私たちは
あの頃の思い出を甦らせるべく再びこの店を訪れたのだった。(これ、去年の夏ぐらいの話です)

外に貼ってあるメニューを見て
「サービスランチ787円ってのでいいか」
AからEまで選べるみたいなので、あらかじめ決めておこうと思い
「B(青椒肉絲)とC(酢豚)にするか」そして店に入って衝撃の事実。
サービスランチは平日のみ!?もう帰ったろかと思いつつも、どこも混んでる昼時に炎天下をさまようことは避けたかったので
悩みながら五目焼きそば(787円)を注文。
本当は五目冷やしとか冷たいヤツがよかったんだけど食いたいって思うヤツは大体高いんだよな。

出てきた瞬間、店員さんの目の前で「ショボ!」って思わず言っちゃった。
ワイフが頼んだのはルースー麺(892円)。
「ルースー麺にすーるー!」とか言いながら。(言ってない)

味はいいよ、どっちも。
でも、なんだかな~、なんだかよ~。この焼きそばに800円出すぐらいなら自宅で食うわって感じの思いが頭をもたげちゃうんだよな。
当然、甘酸っぱい思い出が甦ることはなく、ほろ苦い思い出に変わってしまったわけだ。
夫婦仲も倦怠から険悪へ。
帰って一緒にペヤング
〔※〕食って仲直りするしかないな。
安曇野 (中華料理 / 東武練馬駅)
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脚注
〔※〕商品のブランド『ペヤング』は1973年(昭和48年)7月に発売開始となった「ペヤングヌードル」から使用開始。語源は「ペア+ヤング」で、当時カップ麺は袋麺と比べ高価でファッション要素が強い食品であったことから、カップ麺を高いと感じた若いカップルには2人で1つのものを仲良く食べて欲しいという願いからである。(wikiより)
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